ソチ五輪スケート10000メートルに相次ぐ棄権

本日18日に行われるスピードスケート男子1万メートルを棄権する選手が続出し、16人の枠に異例の定数割れとなる14人で争う見通し。16日にはノルウェーの強力スケーターであるペダーセンやボッコが出場取りやめを発表、ロシアのスコブレフも欠場を決めた。

ノルウェーは伝統的に長距離スケートで優勢を誇っていたが、今年はスピードスケート競技では長距離、短距離ともにオランダ勢がメダルを独占していいる。ノルウェーのボッコはインタビューで「10000メートルでは20秒から30秒近くオランダに負ける。この試合に使うエネルギーを温存し次の日のリレーに注力したい。リレーではメダルを取れるはず」と述べている。

5000メートルで金メダルを獲得したオランダのスヴェン・クラマーは「ノルウェーは昔は強かったが、今は競争相手にならない。」と発言している。