ソチ五輪オランダ、メダルラッシュ。その秘訣は?

本日13日(木)に行われた女子スピードスケート1000メートルで中国のホン・ザングが1分14.02秒で優勝した。オランダのイレーン・ブストとマーゴット・ブアはそれぞれ銀と銅メダルを獲得した。現地点でのオランダ代表のメダル獲得数は、金メダル4個、銀メダル3個、銅メダル5個と合計12個となっており、メダルの個数ではノルウェーの13個に次いで2位。

さて、オランダのスケートの強さの秘訣は? 海外メディアの分析が面白い。インターナショナル・ビジネスタイムスは、「オランダ国王もスケートをしながら女王にプロポーズするほどのスケート好きの国」「オランダでは長距離スケートは誰もがやっており、冬にはこれが輸送に重大な役割を果たす。運河から運河へと移動しながら友人や家族を訪問する。」国なので必然的にスケートが強くなるというユニークな見解を書いている。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、11の村を結ぶスケート競技「Elfstedentocht」には現国王も1986年に参加し完走したことが(昨年度)国王になる資格となったのではと書いている。さらに、米国全土ではスケート場は合計で6ヶ所しかないのに対し、住民はアメリカの19分の1であるオランダには20ヶ所もスケート場がある。伝統そしてスケート好きの遺伝子がオランダ人には備わっている。と同紙は結んでいる。

インターナショナル・ビジネスタイムス記事