ミッフィー65歳に!でも引退はしません。
日本ではミッフィーという愛称で呼ばれる有名なウサギ(オランダではナインチェ、Nijntje)が今日65歳の誕生日を迎えた。
ユトレヒトの絵本作家ディック・ブルーナ氏が、初めてミッフィーの絵本2冊(ナインチェ、ナインチェ動物園に行く)を発刊したのが1955年の今日である。65年前のミッフィーは今見るミッフィーとはだいぶ違うが、この65年の間に少しずつ変わり現在のミッフィーとなった。
最初のころのミッフィーは少しとんがった顔をしていたが、1960年代70年代ごろから頬が膨らみ丸い顔になってきた。また身体も幼児の体型に近づいた。しかし、優しくていい子という性格は変わらないままだ。例外はキャラメルを店から万引きするという話。この話にちょっと驚いた人もいるようだが、この本も「子供はいつでもいい子であるわけじゃない。」という面を見せていると評価されているという。
原作者のディック・ブルーナ氏は2017年に逝去したがミッフィーは永遠である。