オランダの動物園でパンダの赤ちゃん誕生

オランダ東部にあるアウウェハンズ動物園(Ouwehands Dierenpark)から嬉しいニュースが届いた。5月1日ジャイアントパンダの赤ちゃんが誕生したのだ。動物園は絶滅の危機にあるジャイアントパンダの自然増殖に成功したことは大変喜ばしいと発表した。パンダの繁殖力は低い部類に入り、乱獲と並んでパンダの絶滅危機の原因でもある。繁殖期は年に一度、3月から5月の間であり、メスの受胎が可能な期間は数日ほど。妊娠期間は3か月から6か月で、通常1頭または2頭の子供を出産する。

この動物園にウーウェン(Wu Weg雌)とピンイン・ヤ(Xing Ya雄)のパンダがやってきたのは2017年。それからというもの動物園でパンダを世話する人たちはウーウェンの懐妊を心待ちにしていたが、今年の1月18日にやっとペアリングに成功した。ペアリングはたったの2分間だったので妊娠したのかどうかわからなかった。その後の尿検査でホルモン濃度が上がっているのがわかり、妊娠の可能性が高まり、そして今回の出産に至ったもの。 (画像:Ouwerhands Direnpark)

Ouwehand Direnpark