オランダ諜報機関、180万の通話盗聴

2012年末から13年初めにかけての180万件の通話盗聴事件は、これまで米国諜報機関NSAの仕業であるとされていた。ところが実際にはオランダの諜報機関NSOが行っていたと、プラステルク国務大臣が国会で証言した。同大臣は昨年この事件がドイツのシュピーゲル誌にスクープされた際に、盗聴は米国が行っていたものでオランダの機関ではないと発表していたが、昨日この発言が撤回された。「(オランダ諜報機関による)通話そしてSMSデータ収集はテロ対策と海外における軍の活動のためであり、米国と共有した。」という。
今回の発言は国会で大きな波紋を広げており、この盗聴の本当の目的などが追求されている。