オランダの駅でのタバコ販売と喫煙が禁止に

オランダ鉄道NSは4月1日から駅構内でのタバコの販売を禁止する。さらに、鉄道インフラ会社であるプロレイルと共同で、年末までにホームにある喫煙エリア(Rookzone)も撤廃する計画だ。オランダは2040年までに完全に喫煙をなくす計画だが、今回の鉄道会社による決定もその一端である。

4月1日から全土にある駅構内136の店舗からタバコが消える。現在キオスクとStationsHuiskamerという店舗でタバコを販売しているが、これらがタバコを販売しなくなるだけでなく、今後新しく駅構内にできる店でもタバコ販売は禁止される。このほかにも、駅構内では本屋のAKOやミニスーパーのAH to Goなどでタバコが販売されているが、NSはこれらのチェーン店とも現在話し合いを進めている。

オランダ全国の駅のホームには390の喫煙エリアがあるが、プロレイル社は現在この表示取り壊しを進めている。オランダ鉄道とプロレイルは、オランダ全国の駅で10月1日からは完全に禁煙となると期待している。