オランダ、あまり知られていない高給が得られる仕事は?
企業の社長や医者、弁護士、パイロットいうのはオランダでも高給取りとして知られているが、このほか、あまり知られていないが平均より高い給料が得られるという仕事をオランダ経済専門テレビ局RTLZが紹介している。
1.潜水しゴルフボールを拾う仕事。年収48,000ユーロ
ゴルフ場の池や川に落ちた「レークボール」を拾うという仕事。潜水資格があれば誰でも応募できる。たいていの潜水士は月に4000ユーロは稼いでいると、ゴルフボール会社の「フロリダ・レークボールズ」。この会社はオランダ国内だけでなくベルギー、フランス、ドイツでレークボールを拾って、レークボールとして販売している。1年に拾うボールは150万個だという。
2.潜水艦の調理師
これも潜水に関係しているが、こちらはオランダ軍の潜水艦のコックさん。料理ができて閉所恐怖症でなければ他の技術はいらないという。最低賃金が年間42000ユーロ。
3.犯罪現場清掃
強盗や殺人などの事件現場で清掃を行う仕事で、頑強な胃が必要だ。血液や危険な化学物質にさらされることが多いので、必ずしも安全な職ではない。ただし報酬は高く、チームで1日1500−3500ユーロが稼げるという。清掃会社が請け負っている仕事だが、専用の社員になれば平均年収は51,000ユーロ。
4.良心的ハッカー
通常のハッカーは、システムやウェブサイトに入り込みデータを盗み出し詐欺などを働く者だが、この良心的ハッカーはハッカーの知識や技術を使い、企業や政府機関のデータを守る。収入は年間41,000から80,000ユーロ。正式なハッカーの教育を受け、ハッカーとしての経験が長く技術が高い「元ハッカー」にはこれ以上の報酬が約束されているという。
5.ドローンパイロット
ドローンパイロットの資格と機材をもっていれば、1日1000から1500ユーロ稼げる。映画、ビデオクリップ、広告などでドローン撮影の需要は高い。さらに3D建築などの撮影にもドローンは使われている。平均年収は87,500ユーロ。