スキポール空港、燃料設備の故障で発着便が遅延やキャンセルに

給油設備の故障により、24日スキポール空港はほぼ全日発着便に支障をきたした。遅延は本日25日も続きそうだという。給油装置の故障が解決後も航空便の遅延やキャンセルもあるので注意するよう空港が発表している。

昨日スキポール空港の発着便キャンセルにより1万人の乗客が被害を被った。さらに3万人が空港で夜を越した。近隣のホテルは瞬く間に満室となり、あふれた人たちは空港で寝るしかなかった。燃料輸送システムの故障により、スキポール空港で給油を計画していた航空機180機が飛行できず便はキャンセルとなり、200便は遅延となった。故障が起きたのが13:00ごろで修復したのが夜12:30になってからだった。本日も、昨日のキャンセル便の影響などで、多くの便の遅延が予想されている。

さらに乗客にとって悪いことに、クレーム機関であるエア・ヘルプ(AirHelp)によると、航空会社に対してキャンセルや遅延による返金クレームができないという。今回の問題は航空会社に責任がないというのがその理由。夏休み真っ只中のオランダやヨーロッパ。スキポールは最高の混雑期を迎えている。7月、8月は130万人の乗客が空港を利用する。(画像はNRC)

スキポール空港の告示