イースターはスーパーマーケットとガーデンセンターの稼ぎ時

市場調査会社GfKの調査によればイースター期間のスーパーマーケットの売上は通常よりもずっと高くなる。通常時は平均7億2000万ユーロだが、イースターには8億4000万ユーロと17%も上昇する。中央小売業局(CBL)によれば、今年は天気も良いこともあり8億7000万ユーロにも達する可能性があるという。とくに果物、野菜、バーベキュー用の高級肉の売上が伸びそう。

イースター用のショッピングで、最も人気はアイスクリームケーキ。起源は19世紀の終わりに遡るというこの冷凍ケーキ、イースター期間は通常の3倍も売れるという。そのほかには、イースターブレッドと呼ばれるアーモンドペースト入のパン、カナペ用のクラッカーなども通常時の3倍の売上。チョコレートのイースターエッグを買う人も多い。花や植物そしてアルコール類の消費も急増する。

ほとんどのオランダ人が休暇をとっている金曜日から月曜日までのイースター期間は、毎年ガーデンセンターが混み合う時期である。オランダ人は4月5月に夏に向けての庭造りに精を出すが、イースター休みは絶好の機会。
ガーデンセンターにはドイツ人の客も多いという。ドイツでは金曜日から月曜日まで店が閉まるため、ほとんどの店が開いているオランダに国境を超えてやってくるのだという。

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