オランダ人の90%が今の生活に満足、60%は将来を楽観

オランダ中央統計局(CBS)が行った調査によれば、オランダ人(オランダに住む人)のほとんどが現在の生活に満足しているという結果が出た。さらに将来についても60%は楽観的だ。30%は悲観的で10%は非常に悲観的という結果である。非常に悲観的だと考える人は、高齢者、低学歴者そして生粋のオランダ人に多い。

今の生活に満足しているかという質問に対し、10人に9人近くが満足だと答えている。12%は満足ではないが不満足でもない、という答え。不満足だという人は全体の2%だった。満足していると答えた人は2013年に行った調査よりも2%増えている。
56%はオランダの将来について楽観的。35%は少なからず悪い方向に進むかもしれないと考えている。8%はどうなるかわからないと答えている。現在の生活に満足しているという人の59%は将来に対しても楽観的で、33%は悲観的だ。一方、現在の生活に不満足だという人の半数(54%)はオランダは将来的に間違った方向に進むと考え、31%が楽観的という結果が出ている。

20日に発表された国連の世界幸福度調査の結果では、オランダは世界で5位。この調査は、CBSが行った主観的な幸福感とは違い、主観的な観点と社会福祉、健康、GDPといった客観的な観点からも測っている。

CBS調査の詳細