オランダ人、人生に満足している人85%と高く

11月2日にオランダ中央統計局(CBS)が発表した2014年の主観的幸福度の調査によれば、「人生に満足している」と答えたオランダ人は85%と高い。不満だと答えたひとは3%のみで、この結果は1997年以来ほぼ変わっていない。
「幸福を感じているか」という質問に対しては、男性の69%がほぼいつも幸福であると答えており、女性の64%よりやや多いという結果が出ている。男性は「心が平穏を保っている」と感じている人が多いのに対し、女性は「人生が意味あるもの」だと感じる人が多い。心の平穏に関しては男女差が大きい。男性の72%はいつも平穏であると感じているのに対し、女性は61% 女性は否定的な感情を抱いたり、神経質になったり、憂鬱になったりすることが男性に較べて多いようだ。これに対し、自分がやっていることに意味があると感じている人は女性では91%、男性は87%と女性のほうが若干多い。

パートナーとの関係に満足していると答えた人は94%と高い。自由時間に関しては75%、金銭的には70%、体重には65%のオランダ人が満足しているという結果が出ている。地域別では、フリースランド州そしてゼーランド州の人の満足度が高く87%。これに対し、フレフォランド州の住民の満足度は81%と全国で一番低いと結果が出ている。

CBSの調査結果