オランダで牡蠣のシーズン始まる

9月20日、公式に2018−2019年度牡蠣のシーズンが始まる。オランダ牡蠣協会は20日ゼーラント州のイエルセケ(Yerseke)で解禁の式とお祭りを予定している。まずはオースタースヘルデにて最初の牡蠣が水揚げされ、市議会に供される。その後イエルセケに戻りオランダ牡蠣協会からMSC認定書が授与される。MSC認定書は自然に優しい手法で養殖された魚介類に与えられるもの。

最初に水揚げされた牡蠣はまず競りにかけられ、売上は慈善事業に寄付される。今年はブレダ市にある病院でのガン研究機関への寄付が決まっている。昨年は1万700ユーロが寄付されている。
イエルセケは町中が牡蠣の養殖をしているといっても過言ではないほどの産地である。牡蠣や魚介類専門店やレストランが点在していて、どこにいっても新鮮で安い牡蠣が食べられる。アムステルダムから車で1時間ほどの場所にあるため、牡蠣を求めてやってくる人たちが引きも切らない。

Yerseke