オランダの妊婦、2014年からNIPTテスト可能に

2014年4月1日よりオランダでは妊娠中の女性の胎児がダウン症である可能性を診断するNIPT血液検査できるようになる。健康保健省のスキッパース大臣が昨日この決定を発表した。ただこの血液検査は2年間の試験期間猶予つきで、その後に結果を見直し、このテストが妊娠中の検査の一部とするべきかどうかが決まる。

月曜日にはすでにオランダ国内10ヶ所の病院でこの検査が可能であるという発表があった。これまでこの検査がオランダ国内でできなかったため、昨年は約700人の妊婦がベルギーのラボで検査を受けていた。
オランダではダウン症検査には絨毛採取か羊水検査という2つの方法が取られているが、この結果200人に1人が流産するという結果が出ていた。
来年4月からはNIPT( Non Invasive Prenatal Test) と呼ばれる血液検査がオランダでも可能となる。このNIPTで陽性反応が出た場合には羊水検査などが行われる。

NIPT診断