オランダの企業、シリアに化学兵器原料となるアセトンを大量輸出

検察はロッテルダムにある化学製品の卸売会社が違法にアセトンをシリアに輸出していたと火曜日発表した。アセトンは化学兵器製造の原料になる。

ベルギー税関からの報告に基づき、税関と国税は4月にこの企業を捜査している。報告によれば、この企業は許可無しで20万リットルのアセトンをシリアに送っていたという。おそらくシリアへはロシア経由で輸出されている。過去にもこの企業は検察は同様な嫌疑で捜査されている。2016年11月に38,400リットルのアセトンを販売しアントワープ港経由でシリアへ輸送していたという容疑だが、企業名は発表されておらず、検挙者もまだいない。

EUは許可なしでシリアへ輸出するのを禁止している物資のリストを作成している。リストは「シリア政府による深刻な人権侵害」に関する物資で、アセトンもこれに含まれている。今年の5月にも毒ガスの原料となるグリコールが大量にオランダからシリアへ輸出されているのが発覚している。