オランダ、父親の出産休暇延長案に雇用者団体猛反対

オランダの中小企業団体MKBは、これまで出産時の父親の休暇がこれまで2日間であったものを5日間に延長する計画に怒りを表明している。
社会雇用担当大臣であるアッシャー氏は木曜日、出産時には父親は5日間の休暇をとれると発表した。これに対し雇用者団体は、「3日間の延長分は休暇として見なされるべきで、雇用者側が支払うべきではない。」と反対している。同団体はオランダの被雇用者のクレーム文化(クレームすれば権利を獲得できる)に対し、雇用者側が別の解決法を提示する余裕も与えられていない、と苦情を呈している。
出産はほとんどの場合前もって時期がわかっているのでその前後に休暇をとればいいと、同団体。国の法律で定める問題ではないと述べている。