オランダ人の大半が難民受け入れに賛成

オランダ中央統計局(CBS)の調査によれば77%のオランダ人は難民を受け入れるべきだと考えているいる。ただし戦争で国を逃れることを余儀なくされた難民の受け入れるのには賛成だが、経済的な理由でオランダに移民するいわゆる経済難民には懐疑的で、オランダに住み仕事をすることに抵抗がある人が多い。
一方難民はオランダの安全体制を脅かすと考えている人も22%いる。難民や移民がオランダの価値基準を変えてしまうことを恐れている人も27%いる。難民に抵抗を示すのは男性や低学歴の人に多く、女性や高学歴者は受け入れに積極的だ。後者には移民がオランダの文化に良い影響を与えると考えている人が多い。

自分の住む地域に難民センターが建設されることを問題ないとしている人は36%だが、24%の人は犯罪などを心配しこれに及び腰だ。難民センター建設に反対しない人も、大きすぎず、男性だけではなく、学校から離れていて十分な警備体制があるなどを条件にしている。

CBSの調査結果