スーパー「ユンボ」、難民増加を見込みクリスマス・キャンペーンを前倒しに

オランダの小売チェーン「ユンボ(Jumbo)」は、「クリスマス・ディナーを寄付しよう」というクリスマス用キャンペーンを昨年より早い9月30日に開始する。昨年から始まったこのキャンペーンは、スーパーマーケットの顧客が買い物時に少額クーポンを買うことで、ホームレスなどの恵まれない人にクリスマス・ディナーを寄付できるというもの。昨年は約33万人の人がクリスマス・ディナーを受け取ることができた。

キャンペーン開始日を早めたことで、より多くの人がクリスマス・ディナーを楽しめると、スーパー「ユンボ」。今年に入ってすでに26,000人の難民申請者がオランダに入国しているが、「ユンボ」はこの難民にもクリスマス・ディナーを届けたいとしている。
ユンボの買い物客は、支払いの際に1.50ユーロ、2.5ユーロ、4.5ユーロのクーポンを買える。このクーポンがそのまま寄付となりクリスマスディナーの一部となる。この事業をユンボは、「フードバンク」や難民援助団体と共同で行っている。