オランダの不動産、4分の1はローンなしで購入

不動産市場の購買熱はまだまだ続いているが、昨年アムステルダム、ハーグ、ロッテルダムで売買された家の4分の1は住宅ローンなしで売れている。大学都市であるデルフト、フローニンゲン、マーストリヒトではなんと3分の1がローンなし。さらにサンドフォールト、ノールドワイク、ベルヘンなどの海辺の町でもローンなしで不動産を購入する人が多い。オランダ全土平均ではこれが17%、合計86億ユーロに上る。

住宅ローンなしで家を購入する人はいったいどんな人達なのか。ほとんどが、中高年、投資家あるいは家をすでに複数所有している富裕層だ。
これに対し30歳未満の若者で、ローンを組まずに不動産を購入する人は全体の6%に過ぎない。年齢が高くなるにつれてローンなしの比率が上がっている。