オランダも将来ダブルデッカー・バスが主流に

今年12月、オランダに初の公共交通用ダブルデッカーバス(2階建てバス)が登場する。バス運行会社コネクシオン(Connexxion)は、まずハーレムとスキポールを結ぶ路線にダブルデッカーを導入する。

「バスを連結して長くするのは可能だが、市内の運行は難しい。このため高さで容量を増やすことにした。」とコネクシオン社。ハーレムとスキポール間のバスはオランダで最も混雑が激しく、1時間に8台以上運行している。他の路線へのダブルデッカー導入はまだ未定。

ダブルデッカーはアイントホーフェンのVDL社が製造している。コネクシオン社はVDL社から他にも100台の電気バスを購入決定しており、今後143台のバスが電気で走ることになる。これにより、同社は欧州最大の電気バス所有バス会社となる。電気バスも12月からスキポールとアムステルダム近辺で運行予定。