アムステルダムの飾り窓エリアで300人逮捕

アムステルダム市ではワレン(Wallen)と呼ばれる飾り窓地区(売春を行う店が集まる地区)から犯罪をなくす取り組みが行われている。飾り窓の数を減らし、デザイナーのアトリエやファッション関連の店を誘致するなど、ここ数年でだいぶ浄化されている。ただ人身売買やドラッグ取引といった犯罪はいまだに蔓延っている。とくにドラッグ取引者たちが問題を起こしており、住人や飲食店からの苦情が高まっていた。これを受け警察は内密に犯罪一掃作戦を行い、17日間で合計293名を逮捕した。

このうち59名は偽物のドラッグ販売を行っていた。本物だが違法のドラッグ販売人は40名。38名は公共の場でドラッグを使用していた。また、物乞いをしたり、公共の秩序を乱す行為を行っていた者も逮捕されている。