オランダの市民化テストの合格者増加

オランダに移住した人は期間限定の駐在員などを除いては、市民化テスト(Inburgeringsexamen)を受けねばならない。社会省のアッシャー大臣は11日国会にて、市民化テストの合格率が4月の32%から9月の49%までに増加したと発表した。

同大臣によれば、この市民化テストが課せられている移住者は決められた期間以内にテストに合格しない場合には罰金が課せられるという。市民化テストの通知が届いた時点から3年以内に合格しないと、罰金は1200ユーロに上る。

オランダでの市民化は数年前フェルドンク大臣が力を入れていたが、同大臣が退いて以来ほぼ忘れられた存在になっていた。しかし今年4月に国会にて、市民化テストの合格率があまりにも低いことが指摘され、取り組みが強化されている。