幸せなオランダの若者。90%が今の生活に満足

大多数のオランダの青少年、とくに10代の若者は現状に満足している。中央統計局(CBS)が12歳から25歳の若者4000人を対象に行なった調査の結果である。アンケートは、友人関係、精神状態、容姿、金銭、教育などのテーマ別に満足度を調査している。友人関係では92%の若者がが満足していると答えている。さらに精神状態や住居環境でも満足しているという若者が90%という高い数字が出ている。これに対し金銭面と自由時間に関しては、満足しているという若者は75%と低くなっている。

若者の中でも12歳から18歳の10代は、現状満足していると答えたのが94%とかなり高い。18歳から25歳では87%と若干低くなっている。満足度には男女差もある。男子の90%が自分の容姿に満足と答えているのに対し、女子ではこれが80% 男子でも年齢が上がるにつれて現実に直面するようで、容姿に関しても若干満足度が下がっている。

オランダは、世界で一番子供が幸福な国だとして知られているが、CBSのマーテン・ブルーム氏によれば大人もかなり人生に満足度が高いという。しかし、別の調査では25%の人が不満をかかえているという結果も出ている。

CBS調査結果