「ポケモンGO」オランダを席巻。子供から大臣まで夢中に

日本のみならず世界中を席巻しているスマートフォン用ゲーム『Pokémon GO』がオランダにも上陸し、瞬く間に子供から大人までを夢中にさせている。『Pokémon GO』は、位置情報を活用することにより、現実世界そのものを舞台として、ポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルしたりするといった体験をすることのできるゲーム。このゲームはモニターの中だけで完結せず、プレイヤーが戸外でポケモンを探したり、他のプレイヤーと出会ったりしながら楽しめるというので、携帯を持って屋外でプレーする。

オランダでは、ダイクホフ副司法大臣が「上院内でヒトカゲ(ポケモンのキャラクター)を捕まえた」とツイッターで発信。インターネット起業家のクロッピングは、「特急列車でトンネルに入ったら、どうやってポケモンをキャッチできるのか。技術的な問題だ。」と列車からツイッター。オランダサッカー連盟(KNVB)も、この「屋外ゲーム」の人気に驚き、「オフサイド(オランダ語では外で遊ぶと表現)はボールを使うはずなのに。」とつぶやいている。

オランダ人は歩きながらだけでなく、自転車に乗りながらポケモンGoゲームをする人も多く、大きな事故を起こしかねないと懸念する声も出ている。