首なし死体が置かれた車は警察車だった

今年3月8日にアムステルダムの南東部で燃やされた車の中から首なし死体が見つかり、翌日3月9日に首が路上で見つかるという事件があったが、捜査の結果燃えた車はユトレヒトの警察が使っていたものであることが判明した。車は盗難車だったがナンバープレートもなく全焼状態で持ち主がわからなかった。

全国紙テレグラーフによればこのフォルクス・ワーゲン・キャディ車は、ユトレヒトの刑事が見張り用に使っていたものだという。殺害された23歳のアムジーブはモロッコ系オランダ人で、犯罪組織に属していた。死体を警察の車に放置し放火したのは、警察を挑発する目的があったと見られる。犯人はまだ見つかっていない。