フランスと共同購入したレンブラント、明日から国立美術館で展示。初日は入場無料

2016年1月にオランダとフランスで共同購入したレンブラントの肖像画「Marten & Oopjen」がアムステルダム国立美術館のレンブラントの展示ルームに飾られる。17世紀オランダの黄金時代の最盛期、アムステルダムの豪商の息子マールテン・ソールマンスとオープイェン・コピットが1634年に結婚した時に描かれたもので、当時レンブラントは28歳。
この絵はフランスのロスチャイルド家が所有していたが2015年にこれを売り出す。最初オランダのアムステルダム国立美術館が1億6000万ユーロで購買を決定したが、フランス政府はフランスのものであると主張、協議の末オランダとフランスの両国で所有することになった。半期はパリのルーブル美術館で展示、その後アムステルダムの国立美術館と交互で展示する。今回の展示は10月2日まで。

初日(7月2日)は夜9時まで入場無料で開館している。

Rijksmuseum