今日から初ニシンが店頭に。今年のニシンは最高の質だとか

昨日14日午後、ホランス・ニューウェと呼ばれるニシンの初荷が、ハーグのそばの港町スヘーフェニンゲンでオークションにかけられ、一樽が9万ユーロで落札された。オークションは初ニシンの水揚げを祝うお祭りの一コマで、売上は全額チャリティに寄付される。今年は、育児放棄などで家で生活ができず施設などに預けられた子供たちを支援する団体「忘れらた子どもたち」に寄付された。

さて今年のニシン(ハーリング)だが、専門家によれば「素晴らしい。ここ数年間で最高の品質だ。」と賛辞を惜しまない。脂肪率が21−23%という生ニシンが最も美味しく感じられるクリーミーなまろやかさだという。今年の春は比較的気温が高く、プランクトンが大量発生したため、これを餌にする魚がよく育った。今日から魚屋やスーパーマーケットでこの初ニシンが一斉に出回る。