ベルギー鉄道、またスト

3日金曜日9日間に渡るベルギー国鉄のストが終了したばかりだが、労組は12日(日)から再び7日間のストに入ると発表した。ベルギー国鉄NMBSと労組の話し合いが合理に至らずこの結果となった。先週のストでは、ベルギーのワロン地方を中心に約12000本が運行停止した。ストは貨物輸送にも大きな影響を及ぼし、鉄鋼、化学部門では数千万ユーロの損害があったという。

鉄道労組が要求しているのは、週38時間労働のフレックス化と年金制度の改正である。他の政府関連団体でも労働者の不満は高まっており、最近では刑務所従業員が5週間のストを実施、郵便局や裁判所の従業員もストを計画している。