アムステルダム・スキポール空港、隣接空港を計画か

テレグラーフ紙によれば、スキポール空港財団とオランダ政府は、現空港のあるハーレマーメアに第2空港の建設の可能性を探っている。将来的にさらに空港利用が拡大する見込みで、これに対応するために新規に出発・到着ロビーの建設と第7の滑走路の建設計画している。

2015年のスキポール空港利用者は5800万人で、前年より100万人増加している。中央計画局と環境計画局は、2050年には空港利用者数が1億1000万ないし1億7000万人ほどに増えると見込んでいる。2000年には3900万人だった。
このままの割合で増加すると2020年には現在の空港収容能力では対処できなくなる。このためアムステルダムから東60kmにあるレリースタット空港へ利用者を振り分けたり、新規に空港施設を用意するといった解決法が考えられている。

同紙によれば、新ターミナルは現空港の西側、高速道路 A4とA5そしてA9に囲まれた三角地帯が候補地となっている。さらに、新空港とスキポール中央を結ぶ鉄道、そしてもうすぐ完成予定のメトロ南北ラインへの接続も計画に入っているという。