F1スペイン・グランプリ、史上最年少ドライバー、オランダ人フェルスタッペン(18)優勝
自動車のF1シリーズ第5戦、スペイン・グランプリは15日、モントメロのカタルーニャ・サーキットで決勝が行われ、オランダ人で18歳のマックス・フェルスタッペンが1時間41分40秒017で初優勝し、F1史上最年少優勝を果たした。F1で10代が優勝するのも初めてだが、オランダ勢が優勝したのも史上初である。
このレースはフェルスタッペンのレッドブル・チームでのデビュー戦。4歳でカートレースを始めたフェルスタッペンは、2013年から4輪に移行、その後2015年にF1史上最年少デビューを果たしている。当時は16歳でまだ公道を走れる運転免許は持っていなかった。
マックス・フェルスタッペンは4歳のときからカートレースを開始。父は元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペン、母はカートレーサーのソフィー・マリー・クンペン、また母方の祖父はGT耐久レースの元ドライバーで、叔父もGTレースやル・マン24時間レースに出場したレーシングドライバーという、レーシングドライバー一家である。