2016年は花粉症の人にはつらい年に

オランダのライデン大学病院(LUMC)の調査によれば、今年は大気中に花粉が一定量以上含まれる日が例年より多いという。花粉症に悩まされる人にはつらい年になりそうだ。オランダには杉の木は少ないが、ハンノキ(Elzenboom)が多く、この花粉が花粉症の原因になっているという。「今年に入り、空気中に1立方メートルあたり40以上のハンノキの花粉が含まれた日が22日もあった。過去10年でもこれほど花粉が多かったのは2011年だけ」だとLUMCの研究者。
同研究者によれば、暖冬であまり気温の変化が激しくなかったのが、花粉が増えた原因らしい。今年の春から夏にかけても花粉量は増えるとみられており、花粉症患者には厳しい年になりそうだ。

オランダでも花粉症に悩む人は多く、対策や地域ごとの花粉量がわかるウェブサイトもある。

花粉症、地域ごとの花粉量