オランダ人青少年の「模範生化」進む?

オランダ人というと酒、タバコ、ドラッグ、セックスに奔放というイメージがあるが、青少年(16歳以下の未成年)ではその親あるいは祖父母世代とはうって変わり、飲酒や喫煙をあまりしなくなった。15歳の青少年が喫煙経験があると答えたのは2009年には44%、これが2013年の間には34%と下がり、この下降傾向は続いている。同じくアルコール飲酒も同22%から16%へと減っている。さらに性体験についても15歳では2005年の26%から2013年の16%へと大きく減少している。調査は4年ごとにWHO(世界保健機関)が欧州の20万人の子供を対象に行っているもので、オランダでもユトレヒト大学や社会文化計画局などがこの調査に参加している。

しかしこの調査結果とは裏腹に、急性アルコール中毒で病院に担ぎ込まれる青少年の数は増える一方で、2015年には931人と、2014年より19%も増加している。さらに若年でXTCなどのパーティドラッグに手をだすものも少なくない。飲酒や喫煙、ドラッグも全くやらないという青少年が増える一方で、このような極端な飲酒やドラッグにはまる者も増えているといえる。