パリでのテロ事件後、首相オランダでの対策を発表
13日金曜日にパリで起きたテロ事件を受け、オランダ政府は対策を発表した。第一に関係部署での警備レベルを上げる。そして国境警備を厳重にする。これは道路だけでなく空港そして駅においても行われる。またシンタクラースの行進など大きなイベントは計画通り続ける。オランダテロ対策安全委員会(NCTV)が政府と直結し対策を実施する。NCTVによればテロの危険度はこれまでと変わらず「かなり危険 (substantial)」なレベル。
ルッテ首相は今回のテロ事件に関し「ISと正式に戦う」と発表。ただし、イスラム教を信じる国との戦いではないと強調した。さらにオランダ国民に対し沈着そして団結を呼びかけ、「恐怖に陥らない。そして寛容の精神を忘れない。暴力と過激主義は自由と人間性に勝つことはできない。」と述べている。
16日月曜日は欧州全体で半旗が掲げられ12時にには1分間の黙祷が捧げられる。