ファン・ペルシー、オランダ代表招集されず
サッカーのオランダ代表チームのダニー・ブリント監督は2日、11月の国際親善試合の選手リストを発表し、FWロビン・ファン・ペルシー(トルコ、フェネルバフチェ)の代表招集を見送った。ブリント監督は同日の記者会見で、ファン・ペルシーについて「もう招集することはない」とコメント。FWではメンフィス・デパイ(マンチェスター・ユナイテッド)も招集されなかった。オランダ代表は13日にウェールズ、17日にドイツと対戦する。
オランダ代表は2016年の欧州選手権(ユーロ)の本戦出場を32年ぶりに逃し、2018年のロシア・ワールドカップに向け、チーム再編を進めている。今年32歳になったファン・ペルシーは、ユーロ予選敗退後に引き続き代表チームでプレーする意志を示していたものの、監督の構想外となった。
ファン・ペルシーは2005年6月4日、ワールドカップ予選ルーマニア戦で代表デビュー。ワールドカップ本大会には2006、2010、2014年の3大会連続で代表に選ばれたほか、ユーロ本大会にも2008、2012年の2大会連続代表入りしてきた。オランダ代表101試合で通算50得点。歴代代表最多ゴールをマークしたストライカーとして活躍してきた。しかし、ブリント監督は年齢による衰えを理由に、代表から外す決断をした。
2018年のワールドカップ予選のオランダの初戦は、2016年9月のスエーデン戦。ブリント監督は、予選に向けて改めて代表選考を続けていく方針を発表している。