オランダの研究所、一滴の血液からがんを発見する方法開発

アムステルダムのVUメディカルセンター(VUmc)は、たった一滴の血液からがんを早期発見することに成功した。詳細は29日がんに関する国際的な学術誌である「Cancer Cell」に発表されている。
VUが開発した方法ではがんを発見するだけでなく、どういった種類のがんであるか、またがん腫瘍が体のどの部分にできているかがわかるという。今回の研究を率いたトム・ウルディンガー教授はこの開発を「がんの早期発見では画期的」だとコメントしている。「早期発見により治癒率が高まるだけでなく、医療費や介護費用の大幅な削減となる。」

1000人のがん患者を対象に行われた実験では95%から100%の割合で正確な診断が下された。とくに大腸がんでは100%という結果がでている。この方法はがんの早期発見のみならず、転移したがんの発見も可能にしている。例えば脳に腫瘍が見つかった場合、たとえば乳がんからの転移であることが正確にわかるという。
ウルディンガー教授はこのテスト方法の2020年までの実用化を目指している。

Cancer Cell