「オランダの年金は世界一」アリアンツ調査

保険会社アリアンツの調査「退職後の収入妥当性指数 Retirement Income Adequacy Indicator (RIA)」 によれば、将来の退職後の収入保障という観点から見ると、オランダの年金は世界で最も優れているという。世界49カ国で調査したこの報告書によれば、オランダに次いでレベルが高いのがデンマークとノルウェー。これに対して最も低いのがインドネシア、インド、マレーシアとなっている。ちなみに日本はスイスに次ぎ世界5位とかなり高い評価を得ている。

調査の対象となった年金は、国が保障する年金(オランダではAOW)と企業年金の両方である。両方の年金システムが、うまくバランスがとれている国が最も高い評価を得る。
オランダで優れていると評価されたのが、国民年金AOWの不足部分を補う年金制度である。国家年金AOWそのものもアリアンツによれば、平均から平均以上と評価されている。「オランダの年金は、現在働く人が将来的にも基本的な収入が保障されている。」とアリアンツ。オーストリアのように、国家の年金はうまく運営されているが、企業年金が不十分であるという国もある。このような国では長期的に家計が逼迫する可能性が高い。

社会省のクリンスマ次官はこの調査の結果を受け、「喜ばしい結果である」とし、オランダは21世紀に生きる人々に対し、年金制度をさらに改革していきたいと語った。

調査結果