オランダ、清涼飲料水消費量大幅に減少、代わりに水道水の消費が増える

オランダの水は硬水だが一般的に飲料水としての質が高い。最近ではレストランでも有料のミネラルウォーターの代わりに水道水を無料で出すところが増えている。
オランダ飲料水協会(FWS)の調査によれば、2013年オランダでのジュースやコーラなどの清涼飲料水の消費量は5800万リットル減少した。その代わりに水道水の飲料消費量が上昇している。

水道水が砂糖が大量に含まれている清涼飲料水より健康にいいこと、ミネラルウォーターより安いこと、蛇口をひねれば出てくるのでわざわざ買いにいく必要がないこと、そしてペットボトルに入っていないため環境にやさしい、などが水道水の消費が増えている理由である。
コーラなどの清涼飲料水は4000万リットル、果実入りジュースは1500万リットル、ネクターは260万リットルの消費減少となっている。ミネラルウォーターのみが900万リットルの需要上昇。
水道水を飲料水として消費している正確な数字は発表されていないが、おそらく5000万リットルは増えていると見られている。