フェンローのスクラップ工場から貴金属や現金がザクザク

リンブルグ州フェンローの金属リサイクル会社から数百キロの金、現金、不動産物件、車、時計などが押収された。検察によれば推定合計金額は1,000万ユーロ(120億円)以上に上るという。

先週の土曜日、金融犯罪捜査機関(FIOD)と警察が、この金属リサイクル場関係者の自宅を捜査し、現金45万ユーロや高級車そして宝石などを押収した。リサイクル場ではさらに数百万ユーロ相当の貴金属が見つかった。検察によればこれらの貴金属は偽装加工されていたという。貴金属がリサイクルの過程で取得されたものなのか否かは現在調査中である。

また会社役員の2人の家から10丁の武器も見つかっている。さらにコンテナ一杯の古い弾薬や迫撃砲などもあった。
検察によれば、この金属リサイクル会社が犯罪組織の資金洗浄に利用されている疑惑があるという。また「ゴミ」の多くが盗品である可能性が高い。

検察の押収物件