アムステルフェーンとアムステルダムを結ぶバス55,メトロとの差額払い戻し

今年の春からアムステルフェーンとアムステルダムを結ぶメトロ51番が廃止され、現在バス55番が運行しているが、実はこのバス料金、かつてのメトロ料金より高いことが5月に発覚した。アムステルフェーンの始発駅からウェストワイクからアムステルダム南駅まで片道49セント高い。料金は8月5日より旧メトロと同等に変更される予定だ。さらにメトロが廃止された今年の3月からバスを利用していた人は、料金の差額の払い戻しが可能になる。差額の払い戻しは、この9月から12月までの間、GVBの自動販売機で可能である。

バス55を利用するとメトロ51よりも運行距離が長いため、距離で計算される料金は高くなる。差額分が返済されるが、この合計は120万ユーロに上る。3分の1は、アムステルフェーンラインと呼ばれる現在進行中のプロジェクトの予算から支払われ、もう3分の1は徴収罰金から、そして残りの40万ユーロは市交通当局GVBから補填されることになる。

アムステルフェーンの南端ウェストワイクとアムステルダム中央駅を結ぶメトロ51番は、故障が続出していたため廃止され、現在新しいアムステルトラムという新しい路線が建設されている。代わりにバスが運行されているが、このほかに現存するトラム5は混雑が激しいため、ラッシュアワーにはトラム6がアムステルフェーンとアムステルダム南駅を往復している。ただしこのトラム5番も夏季(7月14日から8月25日)は運行停止となり、バス45のみが運行することになる。

アムステルフェーン路線