アムステルダムの新地下鉄「南北線」22日に開通。同時にトラム路線変更も

アムステルダムの北部と南部を結ぶ地下鉄52号が7月22日に開通する。1996年に南北を結ぶ地下鉄路線計画が具体化し、2002年に工事が始まった。しかし技術的な問題や財政難に直面し、2005年開通予定が13年も遅れやっと今年実現することになった。
新しい地下鉄線52号はアムステルダム南駅(zuid)とアイ湾を渡った向こう岸のアムステルダム北駅(Noord)の9.7kmを16分で走るという。途中停車駅はZuidの次がEuropeplein, De Pijp, Vijzalgracht, Rokin, Centraal Station, NoorderparkそしてNoord。総工事費は31億ユーロ。建設には15年の歳月を要した。

アムステルダム交通局(GVB)は、同日から陸上を走るトラムやバスの路線も大幅に変更する。例えばこれまでアムステルフェーンから中央駅まで走っていたトラム5番は、ダム方向に向かわずライツェプレインを左折し、現在10番が走る路線をウェウターガスファブリークまでつなぐ。トラム16番は消滅する。オスドルプと中央駅を結んでいたトラム1番はライツェプレインを右折し東に向かいマウダーポート駅まで走る。これによりアムステルダムの西と東を結ぶ線が強化される。詳細は以下のページで。

アムステルダムのバスとトラムの路線変更