オランダ地方選、極右のフォーラム・フォー・デモクラシー党(FvD)が大躍進、VVDと第一党に

昨日20に行われたオランダ地方選挙(上院選挙)で、これまで議席がなかったフォーラム・フォー・デモクラシー党(FvD)が大勝した。(93%開票時) FvDはルッテ首相の率いる自由民主党(VVD)党と同数の12議席を獲得している。野党の衰退は目立つものの、左派の緑の党(Groen Links)は、9議席とこれまでの4議席から大幅に躍進した。

ティエリー・ボーデットが率いる新党FvDゼロ議席から12議席へと、第一党としてVVDと肩を並べる形となった。ルッテ首相は、FvDを無視するわけにはいかなくなると会見で述べている。同じような政策を掲げていたウィルダース氏の率いる極右のPVV党は9議席から5議席へと縮小した。この他、キリスト教民主党が12議席から9議席へ、労働党が8議席から7議席へ、社会党が9議席から4議席へと議席を失っている。

FvDはEUに反対し国民投票を提唱している。さらにオランダの価値を守るための移民排斥と国境管理強化を求めている。

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