アムステルダムRAIにベネルクス最大のホテル建設

世界的に有名なオランダ人建築家レム・コールハースがアムステルダムの展示・会議場RAIに計画されているNHホテルグループの巨大ホテルのデザインをする。ホテルはオランダでは高層建築の部門に入る25階建て、高さ91メートルで、650室というもので、ベネルクスでは最大の規模となる。
RAIは1960年代から巨大ホテル併設を希望していたが、半世紀以上を過ぎやっとこれが実現する。来年の夏に着工し完成は2018年を見込んでいる。最上階にはバー、レストランそしてテレビスタジオが開設される。このホテルが完成すればアムステルダム中心街とオフィスビルが集中している南部(Zuidas)をつなぐ存在となるとコールハース。同氏は過去には北京の国立放送局の本社ビル、ラスベガスのグッゲンハイム美術館、ポルトのカーサ・ダ・ミュジカ、福岡のネクサスワールドなどの建築に携わってきた。