オランダ、またワシミミズクによる襲撃

ここ数週間、オランダの北部の町プルメレンドでふくろうのような形の鳥ワシミミズクによる人間への襲撃が続いているが、金曜日も郵便配達の女性が頭部をつつかれ負傷した。在オランダの日本人がよく利用するゴルフ場もあるプルメレンド普段は平穏な町だが、ここ数週間、音を立てずに滑空するワシミミズクの襲撃に遭い、住民ら数十人が負傷したという。先月24日には地元の陸上クラブのメンバー2人がワシミミズクに襲われ、そのうちの1人は頭を6針縫う大けがを負った。ワシミミズクは、世界最大のフクロウ科の一種で、翼開張1メートル80センチ、体重3キロに達する個体もある。

被害者は女性が多い。ワシミミズクは現在繁殖期に入っており、メスが人間の女性を競争相手と見て襲うのではという憶測もされている。動物愛護団体や動物愛護党がこのワシミミズクを撃ち殺すのには反対しており、現在は鷹匠を使い捕獲している。

ワシミミズク