アムステルダム・ブリュッセル間列車倍増に
2025年からオランダとベルギーを結ぶ列車が倍増すると、オランダ鉄道(NS)とベルギー鉄道(NMBS)が発表した。利用客が多い割には本数が少ないアムステルダム・ブリュッセル間列車。現在は特急列車タリスと急行列車インターシティが運行しているが、このインターシティが増える。
現在アムステルダム中央駅が始発であるブリュッセル行きだが、今後は半数はアムステルダム南駅から発車する。WTCなど多くの企業が集まるアムステルダム南駅は現在大改造中で、今後はアムステルダムの中心的な駅となる。アムステルダム南駅からブリュッセル南駅をつなぐ新しい路線はブレダやメヘレンなどには停車しない。現在のインターシティよりも45分時間が短縮される。また16本はロッテルダムが始発となる。
オランダ交通省では、排気ガス規制をさらに強めるため鉄道交通の充実を計画。ランドスタット(アムステルダム、ハーグ、ロッテルダムなど)とデーフェンター(Deventer)を結ぶ路線も増便する計画だ。