スキポール空港、ペットボトル飲料販売中止に

スキポール空港内の一部の店舗で、使い捨てのペットボトル容器入りの飲料の販売を中止する。これにより75万本のボトル廃棄が避けられるという。

スキポール空港小売組合(SAR)によれば、この試みは欧州では最初だという。空港内セキュリティを超えたエリアにある12の店舗でのペットボトル飲料は今日から販売しないと決定した。

この決定は、オランダの水筒メーカーであるドッパー(Dopper)社との協力により実現した。ドッパー社は、デザイン性の高い水筒を製造するオランダのメーカーで、世界の水の保全目的で、使い捨てのペットボトルよりも再利用可能な水筒を利用するよう推進している。また飲料水が補給できる場所を増やすという運動もしている。スキポール空港でも第2ラウンジで飲料水補給場所ができるようになる。

「旅に出るときには、携帯電話と同様に自分の水筒を持っていくのがマストになる。」とドッパーの社長。「他の小売業業者もスキポール空港小売店舗に続いてほしい。」と語っている。

画像 (HansによるPixabayから)