2024年からプラスチック製の使い捨て食器禁止に

飲食店やフェスティバルそして職場での飲食で、プラスチック製の使い捨てコップや食器の使用を2024年から禁止すると、環境省副大臣が下院への書簡で発表した。この禁止は、使い捨てのプラスチックの量を減らすのが目的だ。書簡によれば「オランダでは毎日900万個のプラスチックのコップと食器が一度使ったきりで捨てられている。」

テイクアウト用の無料コーヒーカップも来年から禁止される。「2023年7月からプラスチックのコップや食器は有料となる。」と副大臣。紙に見えるが実はプラスチックでできているカップにもこの規制は適用される。これらの規制はEUの「使い捨てプラスチック規制」のガイドラインに基づくもので、他のEU加盟諸国も2021年7月3日から規制を開始する。海岸に打ち上げられているプラスチックの量を減らし、環境への負荷を少しでも軽くするのが目的だ。これまでにも無料のビニール袋やプラスチックのストローが禁止されているが、今回も目的は同じだ。
2024年からはテイクアウトや職場では、食器は再利用できるものが中心となる。