トルコ・シリア地震、オランダ1日のキャンペーンで40億円寄付金

月曜日から始まったトルコ・シリア地震の被災者を援助するためのテレビ・キャンペーンで、約6時間以内に2860万ユーロ(約40億円)が集まった。募金は援助団体をまとめるGiro555に送金されている。
さらにオランダ政府も1000万ユーロ(約14億円)を追加援助すると発表し、国民に対しても募金を呼びかけている。政府は先週にも1000万ユーロを援助金としてGiro555に拠出している。

Giro555というのは、ボランティア団体 Care, Cordaid, Kerk in Actie, Nederlandse Rode Kruis, Oxfam Novib, Plan Nederland, Save the Children, Stichting Vluchteling, Terre des Hommes, Unicef Nederland、 World Vision が行う援助への寄付口座である。

オランダでは世界での災害が起きるたびに、このテレビ・ラジオでのGiro555募金キャンペーンを行っている。2004年のアジアでの津波では2億ユーロ(約250億円)が募金された。放送局も国営放送だけでなく民放も協力し、どのチャンネルでも視聴できるようになっている。月曜日から始まったこのキャンペーンには約170人の有名人が出演した。

オランダ人は節約はするが寄付にはお金を惜しまないと言われているが、実際にはどうなのだろう? Van Teunenbroek氏の調査によれば、寄付をするという世帯は全体の73% 平均360ユーロ、オランダ全体で20億ユーロという結果が出ている。