スキポール空港の混雑、秋休みには解消か?
今週の土曜日から始まる秋休みに向け、スキポール空港は混雑を避ける対策に取り組んでいる。空港はいまだに800人のセキュリティ人員が不足している状態だが、これまでの長蛇の列をなくすよう最善を尽くすと述べている。
「このところ毎日57,000人ほどの出発乗客をさばいてきているが、この数週間はうまくいっている。乗客に対しても準備を整え空港に到着するようお願いしている。出発便情報を常に見て、4時間前には空港に着くようにしてほしい。」と空港担当者。
しかし労組FNVによれば、秋休み中はスキポール空港でまた長い列ができるのは回避できないと予想している。人員不足はいまだに解決していない状況でこれが改善される見込みもない。土曜日からはさらに混雑が激しくなるとFNV。さらに、コロナ感染がまた拡大しているため、病欠の職員が増える可能性も高い。
空港側は、セキュリティ人員を新しく雇用するために最善を尽くしているとし、時給はこれまでより2.5ユーロ増、休憩時間を増やし、休憩場所も改善するという。「セキュリティ会社と共同で雇用キャンペーンを行い、新しい人員を雇う。」と空港。