スキポール空港、停電で前代未聞の混乱、発着便のみならず列車や高速道路も麻痺

28日(土)夜から29日(朝)にかけて起きたアムステルダム付近の停電でスキポール空港は空前の大混乱に陥った。日曜日の朝6時ごろ停電は解決したものの、出発便の遅延やキャンセルが相継ぎ数千人の利用客に影響している。KLMオランダ航空は日曜の朝の便25便、午後には40便をキャンセルした。

運良くフライトのキャンセルに遭わなかった乗客もチェックインで差止めを食った。さらに到着便の荷物の搬入にも大きく影響している。また停電のため昨夜から数時間空港が閉鎖されただけでなく、スキポール空港に発着する列車も停止、さらに高速道路の空港も閉鎖されたため、空港へ到達できない乗客も多かった。

それにしても停電のタイミングは最悪だった。オランダの5月休みが始まったばかりで、昨日は1年でも最も旅行客の多い日にあたった。空港によれば、停電は解決したものの発着などの問題は日曜日終日続きそうだ。

スキポール空港のメッセージ