オランダ、今年の花のイベント

コロナ規制が廃止されて、今年は大きなイベントやフェアへ自由に行かれるようになった。花のイベントではキューケンホフが有名だが、このほかにもいくつかの地域でチューリップが大規模に栽培されている畑を観ることができる。このほか、10年に1度の園芸の祭典である「フロリーアード」が今年はアルメーレで開催される。

■ フロリアード2022
フロリアードはオランダで1960年に始まり1972年以降10年に一度開催されている国際園芸博覧会。今回は、アムステルダム市近郊のアルメーレ市で開催される。4月16日から10月9日までの毎日、オランダそして世界の園芸技術を観て学んだり楽しむことができる。世界各国が展示会場を設営するが、日本もそのひとつ。展示館と日本庭園が造設されている。

■ チューリップ・フェスティバル2022
オランダで最大のチューリップ栽培地区は、キューケンホフがあるリッセではない。オランダの北東、エメロード市(Emeloord)付近にある農園では2000ヘクタールに及ぶ広大な敷地ノールド・オースト・ボールダー(北東ポルダー)でチューリップが栽培されている。
ここで4月16日から5月8日まで、チューリップフェスティバルが開催される。車や自転車でチューリップ畑を巡ることができる。このほかにもフェスティバルでは各種イベントが開催される。(詳細はサイトに)

■ ゼイプの花畑
アムステルダムから北に70km、車で1時間程のところにある球根栽培地区ザイプには、息をのむような壮大で美しい花畑が広がっている。北ホランド州の北端、デン・ヘルダーまで続く広大なチューリップ畑ゼイプ(Zijp)では、4月17日から24日までの1週間、フェスティバルが開催される。自転車でチューリップ畑を巡ったり、ウォーキングツアーもできる。