旅行の季節、オランダの近隣国のコロナ規制は?

オランダではコロナ規制がすべて撤廃されたが、近隣諸国も撤廃あるいは緩和が進んでいる。イースターや5月休暇に国外に行く場合に、それぞれの国の規制を知っていると便利だ。

■ベルギー
ベルギーでもほぼすべての規制が撤廃されている。ただし公共交通機関や病院や高齢者施設ではマスク着用が義務付けられる。
48時間以上ベルギーに滞在する場合にはコロナ証明が必要だ。バス、列車、船、飛行機でベルギーに入国する際にワクチンの摂取あるいは陰性証明が記載されているアプリ(あるいは書面)の提示を求められる可能性がある。

■ドイツ
ドイツも4月2日からほぼすべての規制が撤廃された。ただし病院、施設、公共交通機関、一部のコンサートホールなどでマスク着用が義務付けられている。ベルリンではオペラ鑑賞にマスクが必要。オランダから入国する際にはコロナ証明書の提示を求められる可能性もある。

■ フランス
3月14日からほぼすべての規制が撤廃されているが、コロナ証明書(ワクチン証明書)は持っていったほうがいい。飛行機で入国する際にはEU-PLF(欧州デジタル乗客ロケーター)という書類が必要だ。

■ 英国
ほぼすべての規制が撤廃されている。ただしスコットランドやウェールスではまだ残っている規制もある。規制はマスク着用に関するもので、小売店や公共交通機関内での着用義務である。
「コロナとともに生きる」という政策のもと、英国ではコロナに感染しても隔離の必要がない。